GoogleデータポータルとGoogleAnalyticsのデータが違うときに考えること
こんにちわ、高井です
皆さんはGoogleデータポータル(Looker Studio)使ってますか?
使っていてなんかGAと数字違うじゃん!とか思うことがあると思うのですが、その違いはなぜ起こるのかということとGoogleAnalyticsデータのとり方や集計のされ方、それに伴うデータの乖離に関するお話をしたいと思います
まず疑うべきは集計期間!
これはGoogleAnalyticsで集計しているときにも起こり得ることなんですが、「当日」を含めてしまってはいませんか?
これをしてしまうとデータが実態と違う数字になってしまいます
それは何故か?
GoogleAnalyticsがそういう仕様だからです。
データ反映までの最大24時間はかかります。実際はそんなことはありませんが、そういうものだとGoogle社が公言しているのでそうなのです。
こればっかりはしょうがない
次に気にすべきは、CASE文を使っている時
ハードにデータポータルを使っていないのであればここからは読まなくて大丈夫です!
データポータルではCASE文を用いて、ディメンションを好みにグルーピングできる機能があります
例えば、デバイスをdesktopとmobile・tabletの2グループに分けたり、
ランディングページをTOPとそれ以外に分けたり分け方は自由自在です。
具体的なやり方に関して、ググったら村山さんあたりが書いてます
今回問題となるのは、ランディングページをグルーピングしたときにユーザー数が異なるということですね
例として、ランディングページをTOPとそれ以外に分けた時を考えてみましょう
もっと具体的には、ユーザーAさんが3回訪問して初回と3回目訪問がTOPだった時を例にします。
とてつもなく簡単ではありますが、GAではこのようにテーブルが組まれていると思います。(具体的なカラム名とか値とかが気になる人はBigQueryで確かめてくださいね)
基本的にはCASE分でグルーピングしたときには、上記数表でのグルーピングした後に指標を集計しています。
何を言っているのかといいますと、ランディングページがTOPのセッションは「2」ユーザーは「2」と集計されてしまいます。
同じユーザーが訪問していたとしても複数カウントされているのです
GAでみるとユーザーは「1」になるはずです。(TOPにランディングしたことのあるユーザーの数をカウントしているから)
もっともっと違いがでてしまうケースというのはあると思いますが、アカウントの設定ごとの違いであることも多いです。
数字がおかしいぞと思った時はGAの設定周りも確認するとなお良しです
では、ご精読ありがとうございました。
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