【読書会】『思考の質を高める 構造を読み解く力』を読んで話し合ってみた

当webサイトにはコミュニティがありまして、メンバーで「読書会」なるものを開いてみました!
今回は『思考の質を高める 構造を読み解く力』です!

前回の記事でも語られた「構造化大事なのはわかるけど、構造化ができるようになるには、手法を羅列されてもできるようになる気がしない、もっと学びたい」という声を受けての開催です

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「for-marketers.com」のコミュニティ活動

そもそもコミュニティってなんやねん、という方が多いと思うので、簡単に説明させてください。

当webサイトは「世のマーケターがこのwebサイトを通じて、ちょっとでも生きやすくする、マーケターによるマーケターのためのサイト」としておりまして、主にナレッジサイトとして情報発信していきながら、仲間を集め(*絶賛募集中)、仲間がより活躍できる環境を目指します。

そんなこんなで2023年6月現在14人くらい集まっているのですが、
マーケティングの各領域に詳しい方々がそろって情報交換や相談などしているのが主な活動となっております。
(詳しくは「サイトの目的」をご覧ください)

上記以外も含め、自由にやっており、
過去には集まって飲み会もやったり、、、そして今回「読書会やりません?」という一声からやりたいメンバーが集まり開催となりました!

『思考の質を高める 構造を読み解く力』って?

今回読書会で取り上げた本は
河村有希絵 著『思考の質を高める 構造を読み解く力』という本です。

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情報がありふれている現代において、正しく情報を解釈するには「読み解く」ことがますます重要になってきています。
この読み解くための力を、読解を通じて論理や心情の構造を読み解き、自身の思考を組み立てる「構造読解力」と提唱されております。

構造読解力は60年以上の歴史を持つ学習理論である「構造学習論」をベースにした思考術であり、
読解力を高めるためには
①論理を読み解く
②人物の心情を読み解く
③思考を組み立てる

これら3つのメソッドがあると解説しています。

思考術を学ぶにあたっては、物語や新聞の社説、実際の構造学習における生徒の回答例を例にとりながら読み解くアプローチを学べるので、理解しやすく楽しく読むことができます。
読解力というとインプットに目が行きがちですが、アウトプットすることにも構造読解力は活用できます。ブログや書籍、分析レポートをよく作る私にとってはとても勉強になりました!

続きはぜひ本を手に取ってください!

『思考の質を高める 構造を読み解く力』を読んでの議論

今回新たな参加者も加え、4人が集まって事前に読んで気になった点をスプレッドシートまとめて準備し、web会議にて議論しました。
1時間を予定している読書会ですが、またも白熱し30分延長となりましたw

↓web会議の様子

書籍に記載の文を抜粋して、感じたこと・活かせそうなことを各々自由に話しました。
以前にも書きましたが一つの書籍をいろんな視点で理解できるのは、読書会ならではの醍醐味だなと感じました。

構造読解力において「心情を読み解く」ということがとても重要であり、マーケターの集いならではの「発言の裏にある背景、状況を読むってまさにマーケティングにおいて重要な要素だね~」と盛り上がりました。
コピーのようなクリエイティブに見える要素も「それを見た人の何かしらの人生経験に紐づく感情が呼び起こされるものだ」という感想から、実際のコピー事例を見ながら、「たしかに!クリエイティブこそこういった構造読解力のようなマーケティングセンスが必要なのかも、、、」と新たな気づきにもつながりました。

そんなことから「クリエイティブディレクターの仕事をもっと知りたい」「コピーを考えるにもサービス・商品のコンセプトがいかに大事か」という話になり、次回の読書会は「コンセプト」をテーマに実施する予定です。
※構造読解力がなんとなくわかった先に「エッセンシャル思考」や「イシュードリブン」のような最優先課題となる本質の見つけ方もやりたい!という議論もあり、いつかそういったテーマもやるかもしれません(裏話)

おわりに

マーケターの集まりといいつつ、みんな各分野に特化した方々なので、いろんな立場から話すことでより本質が見えてくるんじゃないかと思った読書会でした。
ぜひ自分も参加してみたい!と思ったら、「サイトの目的」を読んでぜひご連絡ください!

次回の読書会も記事を書きたいと思いますので、ぜひご覧ください~!

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